生活

ほぼ30歳女の平凡な暮らし

「仕事」

シャムキャッツの夏目さんのとあるインタビューをネットで読んでいたら、心理テストの話をしていて、その心理テストは『あなた(つまり私)が一番大切にしていること』が分かる、っつーやつだった。

やってみたら、私は『仕事』を一番大切にしているらしかった。そこは家族だろがい!!なんて冷酷な人間!!と突っ込んだものの、まぁ仕事への情熱とかやる気は確かにある方かもな、とも思ったり思わなかったりした。

そういやシャムキャッツ、突然解散したな。終わり方も好きだったぜ。


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この曲とアルバム「GUM」「たからじま」大好きだった

 

同世代で分かち合う仕事のこと

先日、親友が家に泊まりに来た。1年ぶりくらいに会うし、初めて旦那様を連れてきたので、お互いに”ちょっと変わったかもなぁ”とか言いながら、でも話し出したら高校時代に戻って深夜3時まで話し込んでいた。

その中で仕事についての話になったとき、彼女は「もう最近、仕事のやる気がなくて。毎日定時上がりだし。もう、ぽーっとしてて、前と違うなぁって思う。適当になった。」とのこと。それを聞いて、ハッとしたのだった。「あ、それ私もそう!!めっちゃわかる!!」って。

 

神奈川に引っ越してきて、離職→引っ越し→転職→離職→転職という一年で目まぐるしい環境の変化があったわけだが、最近よく思う。私にとって仕事が生活において第一優先事項だったのに、随分前から割とどうでもよくなってるかも・・・?と。

私も、友人も、結婚をして、家や家族のことを考える必要が出てきて、仕事に対しての情熱が減ったよね、年も取ったしね、という結論に至った。友人は「結婚してから仕事のやる気が一気になくなった」と言っていた。そりゃそうだ、「生活費を必死で稼ぐ」必要がなくなった。すごくよくわかる。

それより家のことを考えることに重きを置いている。家事や食事やお金や家族や親戚や掃除や家具や・・・考えることが山ほどある。仕事のことはその後になっている、確かに。

あぁ、やっぱり私は女で、狩りをしに行く男が帰ってくる場所でダラダラ待ってるのが好きなんだなぁと高校の時に見せられた「人類の進化」的なビデオに思った感想を思い出した。ウホウホ。

 

結婚する以前は仕事をして、頼られて、お金を稼いで、ボーナス稼いで、贅沢して、が楽しくて仕方なかった。前は本当に思っていたのになぁ。

 

最近転職したところは、面接時には言われていない「女性なのに40~60時間の残業/月」という環境のイカれた会社なのだが、とりあえず三ヶ月は続いている。

とにかく残業が多いし熟練者がいないしパワハラ気味な体質でハッキリ言ってクソ、しかし身近な人間関係も仕事もそこまで嫌いじゃないので良いかなと・・・そういえば入社してから3人くらいがバタバタ精神的にやられて休職中だけどどうなってんのかなこの会社は

もはや子供ができるまで小銭稼ぎしとくかな、みたいな感じで正社員のくせに割り切って仕事している。こんな風に割り切れるのも、歳を重ねたのと家庭を持ったから、夫が稼いでくれているからである。ありがたや、ありがたや。(訳:もっと稼いでくれ)

 

つまり、事務職は太る

ところで事務職をずっとやってきているのだが、そろそろ飽きてきた。

今の職場に20代前半の派遣の女の子がいて、話を聞くと「いろんな仕事やって合った所を探したい。だから今は派遣してるんです」とのこと。私は同い年くらいのときは正社員しか全く見えていなかったけど、こういう柔軟な感覚を持っていたら良かったかもなぁなんて思った。確かに非正規であれば、我慢しなければならない制限はあるが、色々な仕事が経験出来るもんな。それは財産だ。今の若い子のほうがちゃんと考えてるんだなー、と、ほうほう、と、だいぶおばさま目線で感心してしまった。

 

もし転職する機会がまたあるなら、次は事務じゃないことをしたい。がっつり動く仕事がしたい。なぜなら、仕事で痩せられるからだ!!!!!※真面目です

仕事以外で痩せられる気がしない(強制的に痩せる環境に置かれないとダメ)ので、次は何やろうかな~と考えている私。本当に能天気。(笑)

 

 

 

20代ならまだまだ若い!というイメージだし、間違いは無いんだろうけど、20代後半となると色々と環境が変わる場面が多くて、今までとの違いを認識・痛感するのも事実だろう。

今の私は、仕事で活躍したい!とか、皆に頼られたい!とか、資格取りたい!とか、もう全然思わない。なんだ、私の仕事観なんてものはこんなものだったのか。多少残念ではある。

そして心理テストなんて、そんなものである。(笑)

 


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仕事!といえばこの曲。良い曲なのにPVが意味わからなさすぎる