TOKYO GUITAR JAMBOREE2022に行ってきた
ウクライナの色々がある中で、このイベントの真心ブラザーズの一曲に心を打たれたので記事を書こうと思いました。
昨日のTOKYO GUITAR JAMBOREE2022、1日目に行ってきた!!
両国駅に着いたらのぼり?が特注仕様に
だいぶお金がかかっている
なぜこのイベントのチケットを取ったかというと、毎日聞いてるJ-WAVEで宣伝しまくっていたからです。朝の通勤中に勢いで取りました。夏のJ-WAVELIVEもそうだけど、私にドンピシャな人たちばっかり揃えますよねJ-WAVEさん。オーガスタ感すごいから、もう。取っちゃうよ。
入口では今のご時世なので検温、消毒、ウェブのコロナチェックアンケート必須だった。面倒な世の中だ。
両国国技館、はじめて入った。こんな感じなんやね。
屋根みたいなものの下に土俵があって、これがステージになっている。観やすい。とてもいい。ちなみにステージ回ります(手動!!)。こんな角度で360度アーティストを眺めることもそうそうない。あと裏側がないから、ステージ周りの配線やスタッフの動きも全部見えて、面白かった。背中見ながら聴くのはレアだよね。斉藤和義のお尻が小さかった。
来ているお客さんは老若男女・・・とはいかずやっぱり年齢層高めでしたね。当たり前だけど。
竹内アンナ以外は全部見れたんだけど、やっぱり見たかった真心ブラザーズ、スガシカオ、斉藤和義、布袋寅泰がすごかったな。多分、あの会場の人たちみんなそうなんだけど。拍手の量ではっきりわかるという(笑)。
今回のMVPは真心ブラザーズ「人間はもう終わりだ!」
真心は2人ともスーツで、スタイル良いからばっちり決まっていたけどYO-KINGはお揃いのスーツが恥ずかしかったらしい。私もあの二人はスーツよりTシャツ派だ。そういえば見るの久しぶりだなぁ、たぶんキングオブロックの再現ツアー六本木以来。すごい前だ。でも初っ端からサマーヌードで会場をがっつり温めるところで「やっぱカッケェェェェェェ」。
でね、最高だったのが、真心ってロックだしたまにヒップホップなんだけど元々がフォークですよね。3曲目に”人間はもう終わりだ!”やったんです。
最後に「サンキュー人間!」は最高だろ
「人間はもう~終わりだ~!」ってYO-KINGがシャウトしたとき、思わず私は「なんでこんなイベントでこんな曲歌うんだよ!」って吹き出しそうになったんだけど、そういえばこの曲の歌詞って反戦ソングだった。いや、YO-KINGが反戦をテーマに作ったかどうかなんて知らないんだけど、どう考えても今の情勢にぴったりはまる。
人間はもう終わりだ!バカばっかりでどうしようもねえ
愛は弱者の言い訳だ 俺は暴力が怖くて眠れねえ
平和なんか一人のバカがぶっ壊す
いつか死ぬ いつか絶対死ぬ
死んだ後も名を遺すなんて 欲のかきすぎだ
オイ人間、もう終わりか?
すごい大口たたいて嚙みついてるのに、俺は暴力が怖くて眠れねえんだよっていう。改めて聴いて、良い歌詞だなぁ、そうだ真心ってロックだった、いやいや違うこれはフォークだ、YO-KINGしか書けないなぁ、と思うことがバーッと頭の中で浮かんできて、多分いろんな人がこの曲でハッとさせられたんではないか。すげぇ恰好良かったよ。
最後の「オイ人間、もう終わりか?」のところ、YO-KINGの奮い立たせる魂の叫びみたいな歌い方がめちゃくちゃ良かったー。
セットリストにこういうのをサラッと入れてくるところ、それをわざわざトークで話さないのもスマートでいいよね。粋だよね。
う~ん、やっぱり真心ブラザーズって恰好良いなぁ。
帰り道は真心を聴こう、と決めて「GREAT ADVENTURE」を何年振りかに再生した。カッケェェェェェェ若者よ真心を聴いてくれぇぇぇぇぇぇ!!!いくらでも良いところ伝えるからぁぁぁぁぁ
さて、真心が良すぎて何者かよくわからなくなったところで・・・
「夜空ノムコウ」は冬の曲だそうです
スガシカオはデビュー25周年だそうで、1曲目に”ヒットチャートをかけぬけろ”をやってくれた!”僕の卑しき魂よ ヒットチャートを走り抜け”なんていうサビの変な良い曲なんですが、聴けてめちゃうれしい。「とんでもない曲でデビューしたものですねぇ」と言っていた。本当にそう思う。(笑)
「冬の曲をこのイベントで冬最後に歌おうかと思って、練習してきたのに、今日すごいあったかくて歌いたくなくなっちゃった」と言って始めたのは”夜空ノムコウ”だったけど、冬の曲ってイメージがなかったのは私だけか?でもちゃんと歌詞に「窓をそっと開けてみる 冬の風のにおいがした」とありましたね。全然意識してなかったわ!(笑)
個人的な感想ですが、シカオちゃんはギターの弾き方も曲も声も歌も、思わず腰が動いちゃうハネるようなファンクな人なので、やっぱりバンドセットが好きですね。どうしてもアコースティックは物足りなく感じてしまう。昔ビバラロックで見たバンドのシカオちゃん、クソかっこよかったです。
あとは
・カネコアヤノはMC全くなしで裸足でステージに上がる鬼束ちひろスタイルだった
・竹原ピストルのスタイル自体は全然好みじゃないけど、唯一このイベントで泣いてしまったのは彼が歌う「ファイト」だった(カバー)。あれはずるいぜ
・竹原ピストルは律儀ですげー良い人なのがよくわかった。友達多そう
・斉藤和義のファン(40~50代のお姉さま方)があの会場で一番多くて盛り上がった
・布袋は真っ赤なスーツに真っ赤な革靴で顔がめちゃくちゃでかかったしオーラもすごかった
・焼き鳥工場が地下にあるので名物らしいが、そんなものは絶対に食べられない人の行列と、早々に売り切れるフード類と、再入場禁止の制約はなんとかしてほしい(毎回ソールドアウトするイベントらしいので、そこは問題視されないのかね?)
・かっこいいひとはみんなハーモニカが吹けることが判明した(大体の人が吹いてた)
ギターしかないイベントなので、ギターと歌がすごく直に伝わるんだけど当たり前だけどやっぱ全員歌うめぇな!!!!って感想。バカみたいな感想。(笑)
あとアコースティック好きな人と、ギター好きな人はたまんないよねこのイベント。私はUNCHAINファンなので、竹内アンナ呼んだんだったら、UNCHAIN呼んでほしいです!!!!最新作も最高なんだし、そろそろ売れさせて!!!!おっと、UNCHAINの話はまた今度だぜ。
今日は今日で素晴らしいメンツなので、行きたかったけど、財布と日曜日なのとで断念。さて、次に行くイベントを漁るか…
湯吞付きのチケットだったので、もらって帰ってきた
絵がとてもかわいい
毎年、幹事がいるらしく、歴代の幹事の日本絵(風)が飾られていました
前回はこの二人だったらしい うわ~まさやんとオリジナルラブ最高、渋すぎぃ
ちなみに第一回の幹事は奥田民生でした