2015年、よく聴いたアルバム(前篇)
ちょっと早いけど2015年の音楽まとめ前篇。
①「2015年に出たアルバム」ではなく、「2015年によく聴いたアルバム」。
②★はオススメ曲。
前作「My Lost City」が傑作なだけに期待値が上がっていたが、文句なしの2015年の名盤。シングルverとはまた違うアレンジの”Yellow Magus”でも分かるように、Vo.高城さんのボーカリストとしての成長がうかがえる。+ブラックミュージック寄りのバンドの演奏力含め、最近の”シティポップブーム”のひとつの到達点かと。また前作の最終曲”わたしのすがた”と同様、”FALLIN'”が素晴らしすぎる。耳と五感に気持ちいいスーパークールなアルバム。とにかく好き。
★04.Summer Soul、12.Narcolepsy Driver、13.FALLIN'
いやーしかし本当に聴いた。多分通しで100回以上聴いたけど全然飽きてない。未だによく再生する。SANABAGUN.と共に大ブレイクして欲しい。
★01.YMM、03.Miree、09.Alright
過去記事で細かいこと書いてます↓
今年に入ってYUKIにハマった。それまでのロックやパンク、ポップなYUKIとは少し違った路線になっているけれども、ダンスミュージックを中心に少しブラックな要素も入っているこのアルバムは今のYUKIの声に抜群に合っている。他のどのアルバムよりも好きだ。
シングル曲”誰でもロンリー”、”君はスーパーラジカル”はGive Me Walletsというまだ無名バンドの提供曲なのだが、これが最高。KAKATO(鎮座ドープネス+環ROYによるラップユニット)とコラボしているのも面白いし、振れ幅が広い。個人的にはちょっと泥臭い”真夜中の恋人”が大好きだ。
★01.誰でもロンリー、03.はみだせラインダンスから、05.君はスーパーラジカル、10.眼鏡を外して
どこかの中古CDコーナーにあったので、ノーナだしジャケ買い。1曲目のLOVE TOGETHERは最高のダンスチューンで、ここで既にやられていた。
ロックンロール、ダンスミュージック、R&B、J-POPを全て混ぜ合わせて10曲に詰め込んでいる、ノーナの才能を凝縮した一枚。こんな名盤を出しているのになぜ売れ損ねているのか…洋楽的アプローチが強すぎるから?ちょっと時代を先取りしすぎた才能の持ち主だよなぁ、西寺さんって。後で調べて分かったけど、このアルバムはノーナリーヴスを語る上で外せない。
ちなみにこれは再発盤なので、ボーナストラックやライナー・ノーツも楽しめる。
★01.LOVE TOGETHER、03.DISTINY、04.AMAZON、06.DJ!DJ!、09.パーティは何処に?
久しぶりに桜井さんの才能がまた見ることが出来てうれしい。もう決定的な名曲を作るのは難しいか…と思っていたけれど”忘れ得ぬ人”を聴いて、流石だなと感動。タイアップにもなった”fantasy”ではタイトルと皮肉溢れる詞が桜井さんらしくて良い。ミスチルの曲でも結構ダークサイドな”WALTZ”では『「光」「夢」「微笑み」さようなら』で始まるのには衝撃を受けたが、次に夢や希望を唄う”進化論”へ繋ぐところもやっぱり桜井さんにしてやられた!という感じ。
私は通常盤を購入したので他の曲は知らないけれど、これで十分。個人的にスルメアルバムだと思います。
★03.斜陽、07.忘れ得ぬ人、09.fantasy、13.幻聴
- アーティスト: Rhymester,佐々木士郎,山本仁,坂間大介,ジョン・クレマー
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 2004/02/04
- メディア: CD
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もともと持っていたのに、「ダーティーサイエンス」が好きすぎて全然聴いてなかった。Dさんのトラックは粘っこくて一見難しいが、Dさんがラップするともの凄い気持ちいい。(宇多さんはかなり固めなライムなのでDさんとは対照的なんだよな)
それにしても名曲揃い。ちょいおフザケなやつは”おぼえていない”くらいで、”ザ・グレート・アマチュアリズム”や”911エブリデイ”は社会風刺もありかなりヒップホップなアルバムだと思う。私は1曲目の”スタンバイ・チューン”がめちゃくちゃ好き。特にDさんの「う」の韻で並べるバースがヤバすぎるスキル!
ちなみにこのアルバム、一時期あったコピーコントロールかかってるCDで、それも宇多さんが曲で皮肉って怒ってます。
★01.スタンバイ・チューン~05.ザ・グレート・アマチュアリズム